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pop広告は催眠効果を利用した新しいタイプの宣伝広告です
popは アメリカで最近開発された宣伝広告の技術です。
当たり前ですがアメリカで開発されたものですから英語で表示されています。
アメリカでは point of purchase advertising と呼ばれる全く新しいタイプの宣伝広告の技術です。
日本語では商品購買直前広告などと翻訳されていますが、これはまことにもって適切な翻訳であるということができます。
これは具体的な例で説明した方が皆様方にとって分かりやすいと思います。
例えば私たちが全国チェーン店を構えるような大型レストランにお出掛けした場合を想定してみてください。
まずレストランに到着するとウェイターやウェイトレスなどの係の人から食事をする座席の案内があります。
その座席に着席するとテーブルの上には小さなサイズですが三角錐などの紙でできた宣伝広告を目にすることができます。
その小さな三角錐の紙の表面にはレストランで一押しのメニューなどが彩りも美しく印刷されています。
レストランを訪れた人たちのうちの大半がその一押しメニューを注文します。
それは一体なぜなのでしょうか。
それには大きな秘密が隠されていました。
それは視覚による催眠効果なのです。
皆さんは催眠術というのをご存じでしょうか。
テレビなどでよく見かけるシーンですが、まるで嘘のように人々は催眠術にかかってしまいます。
それだけ人間というものは催眠効果のある宣伝などに弱いということになります。
その証拠に人々はまるでpop広告に誘い込まれるようにして、レストランの一押しメニューを注文することになります。
それほどpop広告には威力があるということなのです。
こんなわけで遅ればせながら日本でもpop広告が導入されたというわけです。
pop広告はアメリカで開発されましたがそれは販売促進を目的とした宣伝広告です。
それには大きな特徴があります。
視覚効果を狙っているのは明らかです。
それから視覚効果に引き起こされる催眠効果もあります。
現在日本ではインターネット上に数多くのネット通販サイトが存在します。
それらの多くのネット通販サイトがアメリカで開発されたpop広告の威力を知ることになりました。
早速日本のネット通販サイトでもアメリカ発のpop広告というアグレッシブな手法を導入することにしました。
あるサイトなどではpop広告を導入した後で、通販サイトの売り上げが倍増したようなところもあります。
それだけpop広告には威力が強いということです。
それにしても人間の催眠効果を狙うとは、何と言うたくましい商魂ではないでしょうか。